国土交通省は10月24日、改正都市緑地法に基づき24年11月に創設した優良緑地確保計画認定制度、通称「TSUNG(ツナグ)」において、25年度認定として新たに6件の計画(うち1件は変更認定)を発表した。企業等による良質な緑地確保の取り組みを、国土交通大臣が評価・認定する制度。認定を受けるメリットとして、金融面や補助金等による優遇の他、サステナビリティに関する取り組みの可視化により、民間投資の呼び込みや社会的評価の向上が見込まれている。
なお、11月17日には同省内で認定式も予定されている。今回認定された計画及び事業計画エリア、認定事業者は次の通り。
「アークヒルズ」(東京都港区)森ビル▽「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)同地区市街地再開発組合(参加組員・野村不動産、日鉄興和不動産)▽「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」(東京都板橋区)日鉄興和不動産、三井不動産▽【変更、星2つから星3つへ】「BLUE FRONT SHIBAURA」(東京都港区)野村不動産、東日本旅客鉄道▽「大成建設技術センター」(神奈川県横浜市)大成建設▽「イオンモール草津」(滋賀県草津市)イオンモール
(写真) 今回「TSUNAG認定」を受けた森ビルの「アークヒルズ」(国交省発表資料より抜粋)




