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投資用マンション掲載価格が上昇 ファーストロジック・11月期

 不動産投資サイト「楽待」を運営しているファーストロジック(東京都港区、坂口直大社長)は12月4日、投資用不動産の市場動向(11月期)をまとめた。

 それによると、同サイトに新規掲載された物件の価格は上昇しており、一方で投資家から問い合わせのあった物件の価格は低下していることが分かった。

 1棟マンションの新規掲載物件の平均価格は1億8622万円で前月比105万円上昇した。平均表面利回りは8.63%で同0.77ポイントの低下となった。一方、問い合わせのあった物件の平均価格は1億5301万円で同1219万円の低下。平均表面利回りは11.15%で同0.38ポイントの上昇だった。

 区分マンションの新規掲載物件の平均価格も1255万円で同76万円の上昇。平均表面利回りは8.89%で同0.01ポイント低下した。問い合わせのあった物件の平均価格は967万円で同19万円の低下。平均表面利回りは10.69%で同0.40ポイント低下した。

 一方、1棟アパートについてみると、新規掲載された物件の平均価格は6733万円で同200万円の低下だった。平均表面利回りは9.88で同0.18ポイント上昇。問い合わせのあった物件の平均価格は5113万円で同133万円の低下。平均表面利回りは12.01%で同0.15ポイントの上昇だった。