マンション・開発・経営 営業・データ

2013年の新築マンションPER 価格上昇で収益力悪化

 東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、2013年の新築マンションPER(マンション価格が月額賃料の何年分に相当するかを算出した、収益力の指標)をまとめた。

 それによると、首都圏平均は23.98で前年比0.15ポイント上昇し、収益力が悪化。平均賃料がわずかに値上がりしたものの、新築マンションの平均価格も3年ぶりに上昇したことが要因だ。

 収益性が高い(PERが低い)エリアは、JR京浜東北線「川崎」(15.61)やJR常磐線「北千住」(16.48)、JR山手線「西日暮里」(16.95)など。反対に収益性が低い(PERが高い)エリアは、東京地下鉄南北線「溜池山王」(37.34)やJR総武線「飯田橋」(32.81)、東京地下鉄半蔵門線「半蔵門」(32.72)など。