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「古民家鑑定士」シニア優遇制度を開始 住まい教育推進協会 

 住まい教育推進協会(東京都新宿区)は8月1日から、運営する資格「古民家鑑定士」のシニア優遇制度を開始する。65歳以上の合格者を対象に協会支部の会費を無料とするほか、一般消費者への販促ツールなどを無償提供する。
 同資格は、築50年以上の古民家を評価したり、古材の活用についてアドバイスしたりする人材の育成を目的として2009年に開始。シニア世代の割合は合格者全体の約5%にとどまっているが、「特に建築業に携わってきた人が知識・技術を生かし、達成感につなげてもらえれば」との考えから、今回の優遇制度を始めるという。
 なお、同試験は一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構(愛媛県松山市)が事務局を務めていたが、5月17日付で同協会に移管した。