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アキュラホームなど10社 都営建て替え跡地でまちづくり

 アキュラホームや東日本ハウスなど10社は、東京都が募集していたまちづくり「東大和市向原地区プロジェクト」の事業予定者に採択され、このほど特別目的会社「東京ビレッジ」を設立した。
 今回のプロジェクトは、市場価格よりも3割安い戸建て住宅を供給する実証実験として実施した「東村山市本町地区プロジェクト」(2007年まちびらき)に続くもの。場所は、老朽化した都営住宅「東大和向原団地」の建て替えによって生まれた約4・5ヘクタール。東村山プロジェクトの成果を生かして、広さや質を確保しながら市場よりも3割程度安い戸建て住宅を供給する。70年の定期借地権を活用して土地価格を抑えて、住宅購入者の初期負担を軽減する。また、住宅のCO2排出量削減にも取り組む。
 東京ビレッジの構成員は、次の通り。アキュラホーム、東日本ハウス、小林建設、リバティホーム、五十嵐惣一工務店、大倉、サン・ハウジィング、大東設計コンサルタント、鎌形建設、太平ビルサービス。