マンション・開発・経営 住まい・暮らし・文化

国際的な不動産グループ、グロブナー、高級賃貸「六本木アレンツ」を購入

 国際的不動産グループであるグロブナーリミテッド(東京都港区、廣井康士郎駐日代表)は、東京・港区にある高級賃貸マンション「六本木アレンツ」を2011年10月に日本たばこ産業から購入したと発表した。「六本木アレンツ」は、六本木ヒルズの地区計画に合わせて隣接地に竣工した2003年から日本たばこ産業が保有していた物件で、敷地面積4440平方メートル、地上14階地下1階建て。
 アジアビジネスの拡大、世界主要都市における高級住宅投資開発ビジネスモデルの一環として、グロブナーの自己資本とアジアのパートナーによる共同投資により購入した。同社の日本国内での取得は2件目。同社は、2001年から東京における住宅部門への投資を開始。2008年には東京建物との共同事業により、代々木公園に隣接する全45戸の低層高級賃貸マンション「グロブナープレイス神園町」を竣工している。
 グロブナーは英国ロンドンに本社を置くプライベートカンパニーで、世界18都市に拠点を有する国際的不動産グループ。現在、イギリスおよびアイルランド、アメリカ、オーストラリア、アジアパシフィックの4地域などで不動産投資、開発事業を展開している。運用管理資産は109億ポンド(2010年12月31日時点)に上る。