【住宅政策特集】いよいよ始まる省エネ基準適合義務化　分譲マンションへの影響は

　今年4月からすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられる。適用される基準はまずは最小限のレベルとなるが、今後も厳格化が進む。30年までにはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への適合が義務化される見通しだ。省エネ性能を高めるためにより高水準の仕様や設備が必要となり、住宅価格のさらなる上昇が懸念されるが、若い世代の取得を支援する「子育てグリーン住宅支援事業」への関心が高まりそうだ。