賃貸・管理

営業現場「久々に繁忙期」実感 春の賃貸住宅市場 資源高で家賃値上げ機運もじわり漂う都心回帰の潮流

 感染症の世界的大流行により賃貸住宅市場は約3年にわたり低迷を続けた。2020年に初めて緊急事態が発令され、不必要な外出を控えるよう求められて人流が凍り付き、緊急事態解除後も在宅での授業や仕事が続いた。果たしてコロナ前の状態に戻れるのか。こうした不安が高まっていた中で、政府は昨年の夏頃から徐々に社会経済活動の正常化に向けて動き出し、ゴールデンウィーク明けの5月8日には新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行した。既に3月13日からマスク着用について個人の判断とし、コロナ前をうかがう人流が戻っていた中で、今年の春の繁忙期を探った。

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