政策

第2回地理空間情報活用コンペ テーマは不動産売買価格予測 国土交通省

 国土交通省は前年度に続き、データ分析コンペティションの「第2回地理空間情報データチャレンジ」を実施している。今回のテーマは「不動産売買価格の予測モデル構築」。国土数値情報を始めとする地理空間情報等のオープンデータや、協賛企業の提供による不動産関連データを活用し、テーマに沿って構築したモデルの精度や応用可能性等を競うコンペ。チーム結成期限は12月15日、コンペ終了(応募締め切り)は26年1月9日。

 同コンペは、同省の有識者検討会による提言を踏まえ、国土数値情報をより開かれたデータとし、活用を促進するための施策の一環。データサイエンティストなど、高度IT人材による地理空間情報の利用シーン拡大を主な目的とする。同省初のデータ分析コンペとして24年度に実施した第1回コンペは、「モデリング部門/不動産の賃料を予測するモデルの構築」と「アイデア部門/不動産市場の物件価値を高めるためのアイデアの提案」の2部門で行った。

 今回は、26年1月14日に入賞者を決定し、同月28日には表彰式も開催する予定。優勝者には10万円、2位は5万円、3位は3万円の賞金が贈られる。詳細は同省ホームページを参照のこと。

(写真) 第1回同コンペ表彰式の様子(国交省公表資料より)