日鉄興和不動産は12月から、女性ワーカーにとって働きやすい環境づくりを目指し、所有管理する全国のオフィスビル17物件の共用部トイレに、無償で利用できる生理用品を設置した。
同社は生理用品無償設置の本格導入に先立ち、都内3物件で3カ月間(2025年5月?7月)のトライアルを実施。トライアル期間中、実際に働く女性ワーカーから、「急な生理への不安が軽減された」「安心して働ける環境になった」「一度は経験する『困った』を解決する非常に良い取り組みだと思う」等の意見・感想が多数寄せられ、サービス満足度92%、継続希望96%と高評価を得た。
同社では「今後も導入物件を増やすべく、建物関係者と導入協議を進めていく予定だ。当社は実際に働く女性ワーカーの声をていねいに拾い上げ、必要とされるサービスをこれまで多く形にしてきた。今後も生理用品の無償設置にとどまらず、引き続き女性向けセミナーや啓発活動など、働く女性を多角的にサポートしていく」としている。
