営業・データ

リクルート調査 不動産の売却1年以内に実現は4割に満たない

 リクルートは11月17日、「不動産売却を成功させるカギは?」をテーマに首都圏在住の20~69歳の男女を対象に意識と行動に関する調査をまとめた。それによると、過去1年間に土地や居住用の不動産の売却を検討した人を対象にアンケートしたところ、2021年12月時点で「売却を完了した人」は34.1%と、思い立ってから1年以内に売却できている人は4割に満たないことが分かった。
 「売却を停止した人」は21.8%と5人に1人以上があきらめている。「情報収集をした人」(49.7%)と半数が情報収集に至っていない。売却をあきらめた理由は、「希望する価格で売れなさそうだから」(29.0%)が最も多く、「不要不急だから」(28.5%)が続いた。