三菱地所は7月29日、オーストラリア・シドニーで、住宅中心の複合開発2案件「ワン ダーリン ポイント」(住戸数59戸)と、「175リバープール ストリート」(総戸数最大300戸)の始動を発表した。合計の総売り上げは約3000億円となる見込みだ。いずれも豪州大手不動産デベロッパーであるLendleaseとの共同事業で、シドニーラグジュアリー住宅セクターでは第4 弾・第5弾案件となる。
「ワン ダーリン ポイント」はアフォーダブル住宅を含む分譲住宅中心の複合開発事業で、建物は地上18階建て。事業シェアは、同社49.9%、Lendleaseが50.1%。2026年の本体工事着工、2028年の竣工を予定している。「175 リバープール ストリート」はオフィスビルを高層住宅2棟へ建て替える再開発事業。
Lendleaseに加え、日鉄興和不動産と共同で事業を推進する。事業シェアは三菱地所が33.3%、日鉄興和不動産が16.6%、Lendleaseが50.1%。2029年の本体工事着工、2031年の竣工を予定している。