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4月倒産件数、全体16.4%増も不動産業は減少 帝国データ調べ

 帝国データバンクは5月13日、4月の全国企業倒産集計をまとめ、公表した。
 それによると、全業種合計の倒産件数は758件(前年同月比16.4%増)となり、8カ月連続で前年同月と比べ増加した。新型コロナウイルス感染症の拡大に起因する倒産は139件(5月12日現在)にのぼっているほか、同感染症の影響で比較的大規模な倒産が相次いだことから、負債総額は1614億6700万円(同54.3%増)と大幅に増加している。
 業種別では、7業種中6業種で前年を上回ったものの、不動産業は16件(同23.8%減)で唯一減少している。そのほかでは、建設業が124件(同10.7%増)で8カ月連続増、小売業が190件(同27.5%増)で5カ月連続増。またサービス業(183件、同10.2%増)の中の宿泊業は25件(同400.0%増)で過去最多となった。