検索過程ページを徹底活用
連載: 将積健士のウェブ戦略アドバイス
スモールワードによるSEOで集客する場合に見過ごせないのは、検索過程ページの存在です。これはユーザーがホームページ内で物件を探す過程で表示されるページで、ホームページがスモールワードで検索上位に表示されるのに重要な役割を果たします。
ユーザーがホームページ内で物件を探す場合、エリアや間取り、賃料などの条件で物件候補を絞り込んでいきますが、このような条件の組み合わせは、ユーザーがYahoo!やGoogleといった検索サービスで物件を検索する際のスモールワードとしても使われることがあります。
例えば「横浜 デザイナーズ 賃貸 1LDK」のような組み合わせは、ホームページ内での検索条件にも、検索サービスにおける検索ワードとしても使用されます。不動産ホームページにはこのような検索条件が無数にありますので、検索条件の組み合わせに対して上手にページを設定することで、膨大な数のスモールワードに対して検索上位に表示される可能性のあるページを作ることが可能です。
検索過程ページをスモールワードでSEOに活用するには、これらのページが検索サービスからインデックスされていなければいけません。それには各々のページが検索サービスからアクセスできるように、内部リンクで辿れる構成になっているのが望ましいと言えます。更に複数の検索条件を順不同で選択できることも、スモールワードのパターンを増やす上で重要です。
例えば、10種類の検索項目(間取り、賃料、エリアなど)があって、それぞれ9つの検索条件(1LDK、2LDK、3LDKなど)があるとすると、これらを複数選択した場合のスモールワードのパターンは、条件が選択されないパターンを考慮して、10の10乗=100億通りです。もちろん、これらのパターンには、実際に物件の存在しない条件の組み合わせも含まれていますので、そのようなページを除外しても、相当数のページを作ることができます。
多くの検索過程ページを検索サービスにインデックスさせるメリットは、スモールワードの種類の増加だけでなく、内部リンクの強化など、サイト全体の価値を向上させるのにも役立ちます。このような複数の検索条件を順不同で選択できる検索システムを持ったウェブサイトとしては、Amazonや楽天、価格.comが挙げられます。ネットで買い物をしたことがある人は、これらのサイトが様々な検索ワードで上位にあがってくるのを体験したことでしょう。弊社の「賃貸360度」や「タウン360度」もこれらを応用しており、不動産サイトも同様の成果を得ることが可能です。
(しょうじゃく・けんし=(株)ユニテディア代表取締役)













