被リンクは必要か?
連載: 将積健士のウェブ戦略アドバイス
検索サービスが各ウェブサイトの検索順位を決定する要素のひとつに「被リンク」があります。被リンクは、他のサイトから張られるリンクのことで、長らくSEO対策における最重要の項目として考えられてきました。一方で、作為的な被リンクは検索結果の操作につながり、検索結果の質を落とすとして、Googleをはじめとした検索サービスは、これらの作為的な被リンクの影響を除外するようにアルゴリズムの改良を続けています。
その結果、過剰な被リンク対策は、検索順位の向上につながらないばかりでなく、順位にマイナスの影響を及ぼす可能性があるとして、敬遠するウェブサイト運営者も増えています。
さて、スモールワードSEOを考えた場合、このような被リンクは必要となってくるのでしょうか。現状の回答としては、被リンクは必要というのが正しい認識だと思います。
もちろん、過剰な被リンク対策はリスクがありますので、あくまでも自然に、常識の範囲で被リンクが増えるように努力することが大切です。検索エンジン大手のGoogleは、公式のSEOガイドの中で、「サイトを宣伝し、良質な被リンクを得ることは、サイトの評価を高めることにつながります」と述べています。
【被リンクの正しい増やし方】
被リンクを増やすに当たっては、(1)どのようなサイトから、(2)どのようなテキストで、(3)どのページにリンクを張るか、といった切り口で考えていく必要があります。
インターネット上には、様々なジャンルのコミュニティサイトやソーシャルメディア、ディレクトリサービスなどがありますので、不動産や住居を扱ったウェブサイトを探して、リンクを掲載してもらうというのが最初に取り組める内容です。また、自社でブログを書いている場合は、記事の中で自社ホームページや更新されたコンテンツを紹介するのも、被リンク対策として有効です。
見落とされがちですが、被リンクをどのようなテキスト(アンカーテキスト)で張るかにも注意を払う必要があります。アンカーテキスト全般に言えることですが、リンク先のページの内容を簡潔に表現したテキストを用いることで、検索サービスが正しくページを評価することを助けることができます。
また、被リンクのリンク先のページについて考えたとき、スモールワードSEOでは上位表示したいページが複数ありますが、それらすべてのページについて被リンクを得ようとする必要はありません。
トップページや、いくつかの個別のページの被リンクを増やすのにとどめ、ここでも過剰にならないように注意が必要です。
(しょうじゃく・けんし=(株)ユニテディア代表取締役)













