震災後の日本のホテル市場 急落から回復の兆し 投資家の意欲は強い JLLH調査
住宅新報 2011年5月17日 号 3面
ホテルの総合投資アドバイザーであるジョーンズラングラサールホテルズ(JLLH、本部・英国ロンドン)の東京オフィスはこのほど、東日本震災後の日本のホテル市場の状況とアジアの投資家の見方などを紹介した調査レポートをまとめた。震災以降、顧客から日本のホテル運営や投資マーケットについての質問が寄せられたことに対応したもの。
沢柳知彦マネージングディレクターによると、日本のホテル業績はリーマンショック(08年9月)以降低迷続きだったものの、今年1-2月は堅調に推移して持ち直しの機運に。そこを震災が襲ったことで、3月単月の東京シティホテルの販売可能客室1室1日当たり売り上げは前年同月実績の約38%まで減少した。だが、4月から5月の連休にかけて、法人需要が既に回復の兆しを見せ、国内レジャー需要も夏休みに向かって回復が見込まれると話している。
また、アジアの投資家は「優良なホテル資産に対する投資意欲は旺盛で心強い」といい、市場が大規模で流動性が高く、将来性がある日本への投資に積極的で、投資機会に関する問い合わせが引き続き多いという。













