賃貸市況 ファミリー物件が不足 学生需要でGWは盛況
住宅新報 2011年5月10日 号 3面
賃貸住宅市場は、ファミリー物件の不足が指摘されている。被災者の需要が増加している一方、震災により物件自体がダメージを受けているケースが多く、供給したくてもできないことが要因だ。
仙台駅前に店舗を構える不動産会社エンタツの営業マン・市川智洋さんは、「3月19日から店舗による業務を再開したが、平日でも飛び込みで10組弱の来訪がある」と話す。この数字は例年の倍以上だという。損傷のチェックが終了した物件が最近になって出始めるようになっているようだが、「需要が多いため、不足の状況は変わらない」という。また、約1000戸の管理物件を保有する、太陽建物県庁市役所前店の阿部革さんも「ファミリー物件がまだまだ少ない」と指摘する。
また、今回のゴールデンウイーク(GW)は、「学生需要」が目立つのも特徴だ。太陽建物の阿部さんは、「いつもであれば、GWは休業期間。ただ、今年は契約した学生の鍵の引き渡し業務や、物件探しの対応に追われている」と話す。













