ナイス 津波で被害、多賀城市の物流センター 拠点移し順調に稼働 仮設向け資材提供も
住宅新報 2011年5月10日 号 3面
地震発生から5-10分後に耳に入った大津波警報。「間違いなく直撃する」。当時、宮城県多賀城市のナイス資材事業本部仙台営業所・仙台物流センターで勤務中だった浦木隆弘さんは直感した。センターにいた30人ほどの社員・協力事業者と共に、近くの商業施設の屋上へと避難。案の定、波は一帯をさらった。
多賀城市の物流センターは約2年前にオープン。86年から営業している大衡村(おおひらむら)のセンター(宮城県黒川郡)が手狭になり、更に新規事業展開も視野に入れて開設した。敷地面積約1万平米。木材のプレカットのほか、住設機器、建材、資材、木材の流通拠点としてのセンターだ。
津波の被害で再開のメドがつかない中、3月28日から大衡村のセンターに機能を移管し、営業を始めている。同センターは内陸部にあるため、大きな被害を受けていなかったことが幸いした。木材の流通がメーンの同センターに、多賀城市のセンターにあった住設機器、建材、資材の流通機能を付加して稼働している。当然、手狭になっているが、回転率を上げるなどしての対応だ。













