積水化学工業 ファミリー向け賃貸 「中階段」でコスト低減 都市部の受注拡大へ
住宅新報 2011年5月24日 号 13面
積水化学工業住宅カンパニーは5月26日、ファミリー向けの3階建て賃貸住宅「レトアF3.パティオ」を発売する。
共用部の階段を建物中央に配置する設計で建築コストを低減し、敷地対応力を高めた。都市部での建て替え需要を掘り起こす。価格は3.3平米当たり52万円台から。初年度100棟の販売を見込む。
同社によると、賃貸住宅市場は全体では空室率が高まっているものの、ファミリー向けの良質な物件が不足しているという。
今回の新商品では、外装には耐久性のあるタイル外壁を採用。また一般的な賃貸住宅と比べて階下に響く音を半減し、床遮音「L55」を標準仕様とした。
従来の建物側面に廊下・階段・踊り場を設けるタイプと比べて新設計の中階段(パティオ)は、両側の住戸ユニットに渡し掛ける構造。柱などが不要となる分、コストを低減できる。
また、太陽光発電システムの搭載を積極提案していく。今回の物件では1棟(6世帯)の総発電量は約12kW。エコキュートの給湯タンクを室内置きできるように設計した。「太陽光発電+オール電化」で差別化を図る。













