東日本大震災・衝撃連載(2) 住宅ジャーナリスト・細野透 「タワー」の課題はEV停止 揺れの度合い、損傷は個々に違い
住宅新報 2011年5月24日 号 12面
タワーマンションの評価が下がる事態があるとすれば、東日本大震災の直前までは、そのきっかけは「長周期地震動」になるだろうと予想されていた。しかし、今回の長周期地震動は「最悪」なものではなく、地震の規模の割には「穏やか」だった。それにもかかわらず、巨大地震と余震によりEV(エレベーター)が自動停止したのに続いて、東京電力による「計画停電」が大きく足を引っ張ったため、厄介な事態に陥ってしまった。国土交通省の「長周期地震動」対策
長周期地震動とは、周期が5秒以上の地震波による大地の揺れのこと。震源から遠く離れた場所に建つ、超高層ビルや石油タンクなどを共振させて、ゆっくり、大きく、長時間にわたって揺らす。
大震災の直前、どういうわけか、「長周期地震動問題」に関する重要な出来事が続いた。













