首都圏、防災機運高まる 「節電は防災面に注意」
住宅新報 2011年4月5日 号 4面
震度5クラスの揺れに見舞われた首都圏各地。震災を機に、マンション居住者の意識にも変化が生じている。
1つは、防災訓練の機運の高まりだ。あるマンション管理会社の社員は、「日頃から防災意識があまり高いとは言えない中小規模のマンションでも、訓練に参加する必要性についての意見を耳にするようになった」と話す。このほか、災害時の避難経路にも関心が集まっているようで、「共用廊下に置かれた(他住戸の)自転車を何とかできないか」といった問い合わせが寄せられているという。
また、福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う電力不足を踏まえ、共用部や管理員室の暖房を自粛するなど、自主的に節電するマンションも相当数に上る様子。ただ、特に照明に関しては、防犯性とのバランスに注意が必要だ。首都圏マンション管理士会城東支部の松本洋副支部長は管理組合に対し、「エントランス部分の照明は消さないで」と呼び掛けている。













