常日頃(61) 第3部 超高齢国家と大震災 備えるべきは--(2) 想定していた救助が途絶えたら 助け合うための近居を
住宅新報 2011年4月12日 号 8面
都市型大地震の恐ろしさは自治体職員、警察官、病院の医師・看護師、消防士など本来なら被災者を助ける立場の人たちもが被災したり、交通遮断で救助に向かえなくなることである。
05年7月に起きた「千葉県北西部地震」(M6.0)では、首都圏の1都3県でエレベーターに閉じ込められる事故が78件発生した。救出されるまでの時間は平均50分、最大で2時間50分だった。
もし、もっと大規模な地震が首都圏を襲っていたら…。緊急通報を受け取るエレベーターの保安管理会社自体が倒壊し、機能を喪失しているかもしれない。消防庁レスキュー隊や他の自治体からの応援部隊は、より緊急性を要する被災者の救出に追われ、閉じ込め現場には手が回らなくなる可能性も高い。高専賃は中層で













