液状化-見えてきたこと- (下) 非常事態で結束 「集まって住む」強さ実感
住宅新報 2011年4月19日 号 4面
「集まって住むことの心強さを実感した」と話すのは、築11年の大型マンションに住むAさんだ。日頃つながりが希薄でも
約400世帯が居住するが、例年、総会に出席するのは50人足らず。住民同士の交流が盛んに行われていたとは言い難かったが、敷地全体が液状化するという『非常事態』に陥ったことで、図らずも住民の結束が強まったという。
マンションでは、地震後間もなく対策本部が発足。Aさんも一員として、危険箇所の応急復旧や残土処理の業者手配に奔走した。幸い、建築や設備関係の仕事に従事する居住者が何人かいたため、事は順調に運んだという。「戸建て住まいならすべて1人でやらなければならず、不安も大きいと思う。管理会社の対応も早く、仮設トイレ22台を1日で用意してくれた」と話す。













