「災害は忘れたころにやって来る」 松岡英雄 新住まいのことわざ(59)
住宅新報 2011年3月29日 号 13面
3月11日14時46分、私は前橋市内の介護施設に義母を見舞っていた。義母は軽い認知症があり、体力も弱っており、3年前から入退所を繰り返している。義父は1月末に88歳の天寿を全うしていた。その49日の法要を営むための帰郷だった。その時、施設3階の食堂にいた私は大きな揺れに驚きはしたが、被害の大きさについては想像すらしなかった。
その日は深夜まで停電が続いたのでテレビを見ることもなく寝てしまった。
翌朝、大地震だったことを知った。テレビは津波のすごさを繰り返し報じていた。信じられない光景に息を飲んだ。













