大言小語 真の人間ドラマ
住宅新報 2011年3月29日 号 1面
東日本大震災は正に未曾有の大災害となりました。広い地域を大地震と大津波が襲い、まちを砕き、呑み込み、がれきの山を築き上げました。全容は未だ不明ですが、既に2万人を超える死者・行方不明者を出しました。犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げます。また、被災され、今なお避難所や傷んだ住宅などで暮らしている多くの皆さんには、お見舞いとささやかな励ましの気持ちを贈ります。
▼大地震から2週間余り、ようやく復旧や復興への動きが出始めましたが、その道のりは険しく、決して平たんではありません。時間もどれくらいかかるか分かりません。避難所・仮設住宅などの不安定な暮らしも続くかも知れません。その重荷に耐えきれなくなることもあるでしょう。でも、全国の人たちが皆さんを応援しています。早く明るい笑顔が戻るようにと。
▼04年10月の新潟県中越地震で全村崩壊した山古志村(現長岡市)は4年の年月を経て、復興を果たしました。09年には村祭りや闘牛も復活、全国から応援団が駆け付けて喜び合う。震災から立ち直ろうとする住民たちの人間模様を、橋本信一監督のドキュメンタリー映画「1000年の山古志」は伝えています。













