首都圏でも被害と影響 タイル剥がれやひび割れなど 耐震助成への照会も急増
住宅新報 2011年3月22日 号 3面
最大マグニチュード9.0を観測した、東北地方太平洋沖地震。首都圏では震度5クラスの揺れが観測され、都心部でも築年数を経た建物でひび割れやガラス破損といった被害が発生した。
東京都中央区に住む70代女性は、当時の状況について、「真向かいのビルが振り子のようにグラングラン揺れた。こんな怖い思いをしたのは戦時中以来」と振り返る。自身が所有する5階建てビルは外構部分が崩れ、業者に修理を依頼中だという。
このほか、エレベーターの閉じ込めも首都圏全体で207件起きたが、救出作業に大きな支障は生じなかったようだ。09年の建築基準法改正により、エレベーターには地震発生時にかごを最寄り階へ自動停止させる地震時等管制運転装置の設置が義務付けられている。日本エレベータ協会(東京都港区)によると、全国に約66万台あるエレベーターのうち約8割で設置済みだという。













