知って得する建物の豆知識(57) 建築の単位
住宅新報 2011年3月15日 号 4面
建築図面などの寸法単位はさすがにメートル法になっていますが、部材や部品の単位には、現在でも特殊な呼称が多く使われています。以前も述べましたが、フローリング材などは「いちろく」(1尺×6尺)が一般呼称になっており、その1パッケージは「いちろく」の板が6枚入った「1坪(6尺×6尺)=1ケース」が基準です。
材木は立米単位の他に「石(こく)」と言う単位が使われます。1石は10尺×10尺×1尺=10立方尺で、材木の多くは1石当たりの価格で取り引きされます。立米を石に換算する方法は、4倍して0.9を掛ければ出すことができます。ちなみに1立米は3.5937石、1石は0.2783立米です。
次に、現場で木材を仮り留めしたり足場を組んだりするのに使われる針金(なまし鉄線)ですが、現場では「番線」と言います。「番」とは針金の太さを表し、1インチの束を造るのに何本の針金が必要か、という所から由来しています。従って、番線は数値が大きいほど細くなります。現場でよく使われるのは8番線や12番線(足場を留める)、21番線(結束線)などです。













