東京カンテイ中古マンション価格(607) 東京地下鉄東西線
住宅新報 2011年3月15日 号 4面
駅近団地が高単価を維持中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円
カッコ内は販売事例の築後経過年数◆東京メトロ東西線駅名
現在
1年前
2年前門前仲町
181(22.0)
175(21.9)
167(24.3)木場
174(17.3)
171(18.1)
166(14.8)東陽町
155(24.9)
146(24.0)
142(22.9)南砂町
144(19.4)
152(15.9)
147(15.1)西葛西
149(21.2)
135(23.1)
131(21.9)葛西
155(15.7)
141(17.8)
134(20.1)浦安
142(15.7)
144(10.9)
138(13.8)南行徳
107(22.5)
112(19.8)
101(21.2)行徳
106(26.7)
100(25.5)
87(28.0)妙典
123(20.8)
121(20.1)
123(20.7)原木中山
97(21.1)
92(19.6)
90(16.6)※ファミリーマンションを対象に10年12月-11年1月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
東京地下鉄東西線の掲載11駅における3.3平米当たりの平均価格は143万円。1年前に比べて5.3%、金額にして7万円上昇した。事例数が1628件(558件増)、平均築年数が20.7年(1年前19.7年)、平均専有面積は63.8平米(同66.5平米)だった。
実質的に上昇したのは、東陽町、南砂町、西葛西、行徳。築年が古く割安感のある物件事例が値上がりしている。例えば、東陽町では築30年超の団地住戸。駅近の好立地に大型団地が多く、坪単価平均は約120万円と築年のわりに高水準だ。南砂町では、築10-25年で坪単価150万円前後、総額が3000万円を切る団地住戸で上昇が目立つ。また、両駅では築浅事例も小幅ながら上昇。近年、新築の供給が乏しく、中古優位の市場が確立されているようだ。
西葛西、行徳は上昇基調が更に鮮明。築30年超の物件ストックが豊富にあり、それらが軒並み値上がりした。ただ、行徳の築浅事例はほぼ横ばい。坪単価が150万円を超えるものが多く、割安感に欠けると見られる。西葛西(東京都江戸川区)
新築増え活況に限りも
区の支援策が手厚いこともあり、子育て世帯の住宅需要が大きい。中古マンション市況も例年通り活発のようだ。ただ、売れ筋物件の内容はこの1年で変化している。
複数の不動産業者の話を総合すると、現在は築10-15年程度で3000万円以下の物件の取引が多い模様。「半年前まで築古で割安感のある物件がよく動いた」と話すある業者は、「春先のシーズンに向けて売り物件が増え、選択肢がそろった」ことが相場上昇の一因と見る。ただ、「多額の残債を抱え売却できないケースが多い」との声もあり、実感は様々のようだ。
一方、周辺では1年半ほど前から新築供給が再開され、直近も駅に近い好立地で建設中。築浅との価格差は数百万円と見られる。その影響もあるのか、「案内の件数は変わらないが、成約率がやや落ちている」との声も聞かれる。













