(16面からの続き) 日常にアウトドアの楽しさを
住宅新報 2011年3月1日 号 15面
東京都板橋区。この住まいの主、佐藤尚治さんは筋金入りのアウトドア派である。キャンピングカーを住宅の一部にしたいというほどだから、そのこだわりは徹底している。
設計者選びの決め手は、「施主の思いをかなえてくれそう」ということだが、見込まれた設計者も大変だったろう。なにしろ敷地は20坪の変形狭小敷地。その中に建物はもちろん、ランドクルーザーとそれに牽引されるキャンピングトレーラーを収めなければならない。
しかし、条件が厳しければ厳しいほど燃え上がるのが建築家の性か。担当の舩津基司さんは、らせん状の階段を建物の軸とした多層のフロアで、ダイナミックな空間づくりの綾を見せてくれる。床面積の確保には、カーポート上部にせり出したキャンティ(片持ち梁の持ち出し)も効果的だ。













