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スタンダード会員限定知って得する建物の豆知識(55) 建築の祭礼

住宅新報 2011年2月15日 号 4面

 日本には八百万(やおよろず)の神がおられることになっており、和御魂(にきみたま)と荒御魂(あらみたま)の2種類の神様に分けられています。神に『変身』をお願い

 和御魂は幸せを呼ぶ穏やかな神様、荒御魂は災害や病を呼ぶ荒々しい神様とされています。建築工程の最初に行われる「地鎮祭」とは、その土地の荒御魂を鎮め、和御魂になっていただくための儀式です。

 そもそも、すべての土地に神様が存在するというのが、日本の祭礼の基本です。そして、ある特定の地域を守っているのが「鎮守の神」です。平城京の鎮守の神が伊勢神宮、平安京の守り神が延暦寺、江戸の守り神が山王権現です。村の鎮守様も、その村を厄災から守るために存立されたものです。地鎮祭では、これら鎮守の社(やしろ)を模した小さな鎮守様を造り、その土地の荒御魂を鎮めます。

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