社説 強まる海外との結びつき グローバル化へ言語力磨け
住宅新報 2011年2月1日 号 2面
経済のグローバル化が進む中、内需産業といわれる住宅・不動産業の海外進出、外需の取り込みが活発になってきた。高い経済成長が続いているアジア市場、アジア需要を対象にした事業が目立つのが特徴で、中でも膨大な人口を抱える隣国の中国などの巨大マーケットが熱い注目を集めていることは周知の通りだ。多様化する海外事業
大手デベロッパー各社が海外で手掛ける開発事業も、住宅をはじめビルや商業施設などと、事業に幅が見られるようになってきた。長期にわたる住宅の潜在需要に期待が大きいハウスメーカーの進出も著しい。また、仲介会社や賃貸管理会社など大手・中小を問わず幅広い企業の間で、海外とつながりを強める動きも表面化している。東京都心で成功を納めた街づくりを、そっくりそのまま自国内に開発してもらいたいなどという、大胆なオファーの声もデベロッパーに舞い込むようになった。
活発な海外進出の一方で、反対に海外からの需要を日本国内に呼び込む動きも同様に顕著だ。賃貸住宅市場では、留学生や外国人の受け入れを促進し、少子化で空室が増える賃貸住宅の入居促進につなげている。賃貸会社の中には、増える外国人客の対応として中国語や韓国語ができる外国人スタッフを置く賃貸店舗も珍ずらしくない。中国マネーを日本での不動産投資につなげたいとする投資セミナーも頻繁に開かれている。英語公用語化も一案













