大言小語 リーダー待望時代
住宅新報 2011年2月22日 号 1面
三菱地所の社長が4月から交代することになった。世界的に政治も経済も混迷が深まる中、いち早く、より強固な布陣を整えた印象だ。トップの交代といえば、来年は米・仏・露・北朝鮮などでその可能性がある。日本の場合は今や年中行事で、年内の可能性も低くない。
▼地所の新社長に内定した杉山博孝氏は、自分をどんなリーダーだと思うかと聞かれ「強引に引っ張っていくタイプではない。みんなの意見を聞き、グループの総合力を強化していくのが私の務め」と話した。中東・北アフリカでは独裁政権に対する批判が強まっているが、どういう指導者が必要かは、各国の事情で異なる。
▼民主主義の名の下、数の論理に支配された低次元の政治ショーばかり見せつけられている日本は今、どこか危うい。名古屋弁で庶民のための『減税政治』を訴えた河村たかし氏が、過去最高得票で名古屋市長に再選された。同氏の議会リコールなど、その政治手法に対する評価はいろいろだが、今の時点で独裁うんぬんを言うのは早すぎるというのが小語子の意見である。













