成功する「起業」 その秘訣は… 「成長への羅針盤」
住宅新報 2011年1月4日 号 17面
住宅・不動産業界は、数年前から「起業ブーム」が続いている。背景には『フローからストックへ』という大きな潮流がある。老朽アパートの再生、リフォーム仲介、ホームインスペクションなどが注目を集める。一方、インターネットの発展を背景にしたWebビジネスでの起業も増えている。問題は、「起業」を成功へとつなげる技術と発想は何かということだ。起業理念の明確さが重要だという指摘も多い。関係者を取材した。まずは『熱い思い』
出口治明氏は08年、還暦で起業しライフネット生命を立ち上げた。同年5月の開業以来、新契約は毎月平均8%以上の増加率で伸び続けている。保有契約は5万件に近付きつつある。しかし出口氏は「我が国の生保・共済の新契約は優に1500万件を超えていることを考えれば、ライフネット生命はまだまだゼロに等しい存在だ」と自戒する。
同氏は生命保険の改革をめざし、その理念を訴えるため昨年は全国で100回以上の講演をこなした。起業を目指す人や日本の将来について様々な意見を持つ人たちと直接交流することが、大きな励みになっている」と話す。













