国際資産評価士の養成講座 機械設備分野から順次拡大 資産評価士協が米国協会と提携で
住宅新報 2011年1月25日 号 6面
一般社団法人日本資産評価士協会(JaSIA、東京都新宿区、平澤春樹会長)は米国鑑定士協会(ASA、本部・ワシントン)と独占的な業務協定を結び、2月から日本で総合的な資産評価ができる国際資産評価士の養成講座を開始する。第一弾は機械・設備評価分野だが、今後準備が整い次第、企業評価、知的財産などに幅を広げていく。
この取り組みの背景には、経済のグローバル化で資産の時価評価を前提とした企業経営が求められ、IFRS(国際財務報告基準)の15年実施も控えていることがある。特に製造業などを中心に機械・設備が企業資産の多くを占めているが、日本では不動産鑑定制度を除くと、資産の時価評価制度のインフラがないのが実情だ。
そのため、JaSIAがASAと提携して、国際的基準の各資産評価について、教育・研修・プログラムによるトレーニングを実施、資産評価資格を認定するもの。ASAは36年に創設された米国の最も古い鑑定教育・資格の業界自主団体。動産、機械設備、事業評価分野に高い権威と信用力があるという。
養成講座第1期生の受講要綱は、2月下旬から8月まで3日間ずつ計4回コース(評価原論)で構成。受講料はJaSIA(ASA)会員の場合、各コース5万2500円(非会員7万3500円)という設定。講師はASAの上級鑑定士で通訳を介して行う(教材は邦訳)。募集定員は60人程度。金融機関の融資担当、企業の財務・経理担当、不動産鑑定士・公認会計士・税理士などの専門家を中心に受講を呼び掛ける。
詳しくは同協会、電話03(3358)9883かホームページへ。













