都心5区ビル空室率 再び9%台に上昇 解約予告、再募集相次ぐ
住宅新報 2010年12月21日 号 3面
三鬼商事がこのほどまとめた11月末時点の東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況によると、平均空室率は9.04%(前月比0.19ポイント増)に上昇し、再び9%台を超えた。
大型既存ビルで解約予告や再募集の動きが相次いだのが要因で、5区全体の募集面積は1カ月間で約15000坪ほど増加した。
5区の平均空室率は、8月に9.17%と今年最高を記録したものの、9月以降は2カ月続けて低下していた。
既存ビルの空室率は8.9%(前月比0.35ポイント上昇)、新築ビルは16.18%(同10.01ポイント低下)だった。
また区別の空室率の状況を見ると、千代田区は8.29%(0.64ポイント増)、中央区は8.9%(0.28ポイント増)、港区は9.64%(0.01ポイント増)、渋谷区9.15%(0.4ポイント増)で、唯一、低下した新宿区は9.41%(0.66ポイント減)。
また、5区の平均賃料は1万7635円で、前年同月比8.66%下落、前月比0.02%下落。9-10月は、値ごろ感がでてきた好条件の大型ビルで成約や入居が相次いだ。このため既存ビルの平均賃料は前月比ほぼ横ばいで推移した。













