アナザーアングル 住宅業界ニュースの行間を読む(45) アラフォー世代の住まい ニーズや悩みは多種多様
住宅新報 2009年2月17日 号 3面
30代や40代を表す「アラサー」や「アラフォー」が巷でよく使われている。特にアラフォーは昨年の流行語大賞を受賞。ある俗語辞典によると一般的に40歳前後の女性を指すのだそうで、「結婚・出産・仕事を決める人生の岐路にある世代といえる」という。広い意味では、性別を問わず、結婚適齢期を過ぎて「そろそろどうにかしないといけないと」と、焦っている人たちを指すようだ。アラサー、アラフォー世代の人たちが「婚活」に励む様子や、彼らをターゲットとした婚活ビジネスなども各種報道で紹介されている。
結婚しているかや子どもがいるかは別にして、この世代は短中期的に見ると住宅需要の主要な担い手であり、その動向は住宅・不動産の世界において強く注目されている。そこで、今更だが正月休み中に約3年ぶりに行われた小学校時代の同窓会からアラフォー世代の住まいや暮らしの実状を探ってみた。
デザイン事務所に勤務する友人は奥さんと子ども2人を持つ身で、現在、分譲マンションに住んでいる。しかし、昨今の不況により収入が不安定になっていること、さらに60代に入った親への対応から親との同居を視野に入れ始めた。ただ「嫁姑問題」の勃発にやきもきしている模様。幸いにも親世帯の住居はそこそこの広さがあるため、同居への支障は少ない。「サザエさん」の家がある種理想形といわれるように、多世代同居は子どもの養育や親の高齢化対応、収入面で非常に有利である。この友人のように今後、親子世帯の同居ニーズはますます強まるかもしれない。













