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スタンダード会員限定機械式駐車場との付き合い方(下) 車離れ、規格外で「空き」急増 リスク考慮し早期決断を

住宅新報 2010年12月14日 号 4面

 機械式駐車場の修繕金不足を解消するには、使用料改定も含め会計の抜本的な見直しが不可欠。だが、それだけでは、『不測の事態』への対策が万全とは言えない。

 埼玉県に、05年の集中豪雨で地下式の機械式駐車場が水没した事例がある。事故発生は深夜。通報を受けたメンテナンス業者が現地へ急いだが、周辺道路が冠水により封鎖されてしまい、なかなかたどり着くことができなかった。その間居住者は、水に沈んでいく車と駐車場を見ていることしかできなかったという。後に、修理費の約600万円が全額、区分所有者の実費で賄われることに。マンションにとって防災に本腰を入れる契機になったとは言え、代償は大きかった。『水没』への備えは保険加入を検討

 こうした被害の防衛手段として、まず考えられるのは保険だ。管理組合が加入する火災保険(通称・マンション管理組合総合保険)では、水災が不担保である場合が多いため、これを契約内容に追加することになる。または、駐車場本体を対象に「機械保険」へ加入したうえで、水災補償の特約を付ける方法も有効だ。

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