投資意欲は旺盛 期待利回り横ばい 投資家調査
住宅新報 2010年12月7日 号 3面
日本不動産研究所が10月1日現在で、不動産投資関連企業・機関に聞いた「第23回不動産投資家調査」によると、不動産への新規投資を積極的に行うという投資家は全体の80%まで増え、投資意欲はリーマンショック前(08年4月)の水準まで戻していることが分かった。
調査は年2回(4月と10月に)投資家を対象に実施しているもの。今回は230社(前回220社)を対象に行い、136社(同124社)から回答を得た。
まず、対象不動産の期待利回りは、Aクラスビルはほぼすべての都市で横ばいとなり、平均4.5%。4期連続の同値で、市場に底打ち感が出てきた。賃貸住宅の期待利回りは前回から低下傾向にあったが、東京・城南地区のワンルーム1棟が5.8%(前回6.0%)、ファミリー1棟が5.9%(同6.0%)となるなど、利回り低下都市が広がった。
不動産投資の実績(過去6カ月)では、購入が55%(前回58%、前々回51%)と下げ止まり傾向を見せているほか、購入・売却のアドバイス(27%)、証券化のアレンジ(11%)は前回より増加した。
また、今後1年間の不動産投資については、「新規投資を積極的に行う」が80%(前回73%)まで増え、「当面、新規投資を控える」が17%(同22%)、「既存所有物件を売却する」は38%(同45%)だった。













