東急不動産 上海でSA事業開始 日本人向けの413戸で
住宅新報 2010年12月21日 号 11面
東急不動産はこのほど、中国の上海でサービスアパートメント(SA)事業を開始すると発表した。
日本人学校が隣接する、上海市浦東新区の日本人特化型のマンション「東和公萬」で展開。全5棟のタワー型で総戸数は413戸。穴吹工務店の現地関連会社「上海陸家嘴(りくかし)穴吹物業経営管理有限公司(以下、上海穴吹公司)」の持分を取得し、業務を引き継ぐものだ。物件の保有者は、上海穴吹公司を穴吹工務店と共同設立した「上海陸家嘴金融貿易区開発股★有限公司」。
5棟のうち、09年8月に開業した2棟はほぼ100%の稼働率。その後、10年11月と12月に1棟ずつオープンし、11月のオープン棟は3分の1が埋まっている。残り1棟は来春開業予定だ。
住戸タイプは1LDK(60平米)-5LDK(285平米)で、賃料は3LDKタイプが日本円で月額30万円程度。大浴場・プールといった設備のほか、24時間日本語対応のスタッフも常駐する。
マンションに隣接する「上海日本人学校浦東校(小・中・高等部)」へは専用ゲートから通学することもでき、上海にある日本人向けSAの中でも「格段の優位性を誇り、希少価値の高い物件」と位置付けている。上海に進出した日本企業の駐在員などが主なターゲット層だ。
東急不動産は、05年に上海にあるディベロッパーへの出資を通じて中国での事業検討を開始。07年に現地法人を設立、翌年には、東北部・遼寧省瀋陽市の複合開発に出資している。
今回新たに手掛けたSA事業も含めて、中国でのビジネス機会の拡大を模索していく方針だ。※★はニンベンに「分」という字。













