元美容師の接客術が金賞に ピタッとのコンテストで頂点に ピタットハウス京成津田沼店エイチ・アイ・エス 東方田 伴子さん
住宅新報 2010年12月21日 号 5面
出身地の広島と上京した東京で、美容師としてヘアメイクの仕事をしていた。体調を崩したのを契機に一時仕事をやめたが、07年にピタットハウスに加盟したばかりの現在の不動産会社に事務職として入社。店舗では主に賃貸を担当する。本格的に不動産の接客営業の仕事を始めてまだ2年ほどしか経っていない東方田伴子さん。今年最多の700人が参加したピタットハウスの接客コンテストで、見事金賞に輝いた。
「先に不動産業に転職していた友人から、不動産業はとにかく人と出会える楽しい仕事」といわれたのが不動産業界を選ぶきっかけになった。
「広島にある実家が美容院で、子供のころから知らない人にもきちんとあいさつをしなさいとしつけられて育ってきた。自然と身についた人との接し方が、接客マナーに生かされた」と話す。
「1年前にこのコンテストに誘われた時は、自然体でこなしている接客を、他の人に採点されたり順位をつけられるのに違和感を覚えた」という。ちょうど宅建受験が重なったこともあって、これを理由に「今年は出れません」と断ったが、宅建に合格して迎えた今年は選択の余地なく参加することに。前日までまったく事前準備もせず、プレッシャーもないままに予選当日を迎えたという。
「予選会場に来てみたら、周りの参加者の緊張感に影響されてしまって、顔がこわばるほど緊張しすぎて、逆にしゃべりすぎてしまった」と反省。予選通過で臨んだ本選は反対に、「ここには自分しかいないという、いい意味で緊張感を振り切れて、接客を楽しむことができた」と余裕が持てた。
「終わった直後、審査委員から自分で気付かなかったことを指摘してもらえて、すごく勉強になった。その言葉をもらえただけでも参加した甲斐があった。皆がコンテスト出場を勧めてくれたことが理解できました」とFCのスタッフやお店の仲間に感謝している。
契約を急ぐあまり「お客様をあせらせてしまうような言葉ではなく、お客様に安心を言葉で伝えることが重要」だと気付かされたことが、コンテストで得た何よりの収穫となった。
人付き合いが楽しいという東方田さんにとって、顧客やオーナー、商店街や同業の人たちなど多くの人に出会える不動産の仕事は面白くて仕方がないよう様子だが、それ以上に「女性でも長く続けられる」ところに、とてもやりがいを感じるようになった。













