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スタンダード会員限定大和ハウス工業 床下点検ロボット開発 アフターメンテで 来春から実用化

住宅新報 2010年10月26日 号 13面

 大和ハウス工業は、06年10月から研究・開発を進めてきた住宅床下点検ロボット「moogle(モーグル)」をこのほど完成させ、11年4月から本格的に実用化する。

 同社が建物引き渡し後に実施している無料・有償点検プログラムの床下診断に採用。同社グループ会社のダイワハウス・リニューが点検・診断を担当する。

 同商品は今回で3号機目。2号機と比べて量産体制の確保や耐久性、不整地面における走行安定性を向上させた。デザインはロボットクリエーターの高橋智隆氏が担当した。モグラのような流線型のフォルム仕上げになっている。名称も『床下にもぐる』という意で命名されている。

 ロボットの点検対象物は白アリ蝕害や建造物の錆・水漏れ・汚れの度合、コンクリート基礎のひび割れーなど。

 装備は3段階で調整できるLED照明やCCDカメラ(点検用)、CMOSカメラ(走行用)、無線LANアクセスポイントを搭載し、コントローラーで遠隔操作が可能。

 寸法は全長約50センチ、全幅約30センチ、全高約24センチ。

 重量は約13kg、走行速度は30センチ/秒。

 従来の診断員による床下点検は、狭小スペースにおいて危険が伴う作業に加え、診断結果も診断員目線からの報告しかできなかった。今回ロボットを活用することで、診断員への作業負担の軽減や診断報告書もロボットに内蔵されたカメラから床下の現状を映像として居住者へリアルタイムに確認してもらうことで診断に対する安心感が生まれる。

 ダイワハウス・リニューは関東・中部・近畿地区において11年4月から、各営業所に50台配備し、以降、配置台数を順次追加していく。

 大和ハウス工業は今回、グループ内での実用化のみだが、今後は社外への販売を視野に入れた商品開発を進めていく予定。

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