ハウスプラス・さくら事務所 中古住宅瑕疵保険 制度検証で協力 建物調査を同日実施
住宅新報 2010年10月26日 号 4面
保険法人ハウスプラス住宅保証(東京都港区)と、ホームインスペクション事業を手掛けるさくら事務所(東京都中央区)が、中古住宅向け瑕疵(かし)保険のスムーズな導入を目指し、協力して制度検証に取り組んでいる。
対象は、ハウスプラスが個人間の中古住宅売買用に提供する瑕疵担保保険商品だ。売主または買主が同保険への加入を希望する場合、さくら事務所など検査会社が被保険者として、同法人と保証契約を結ぶ。住宅の引き渡し日から5年以内に、構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分など、定められた箇所で隠れた瑕疵が見つかった場合、検査会社が瑕疵担保責任を履行。その際発生する損害に対し、同法人が検査会社へ保険金を支払う。万が一、検査会社が倒産などの理由で責任を果たせない場合は、住宅所有者に直接支払われる仕組みだ。料金は、125平米未満の住宅で7万2900円。
保険加入に当たっては、2つの建物調査が必ず実施される。同法人から派遣された建築士による、保険適用の可否を判定するための調査が1つ。もう1つは、同法人が提示する診断項目に沿う形で検査会社が行う、瑕疵担保責任の履行が可能かどうかを判断するための調査だ。客観的には、ほぼ同一内容の調査を2回行うことになるが、実施主体と目的がそれぞれ異なるため、現状では外せない過程と言える。













