巣立つ人(中) 時代の変化を察知し、決断
住宅新報 2010年10月26日 号 1面
今週は「不動産起業塾」の関係者3人が登場する。同塾は05年にスタート。既に卒業生が200人を超えている。3人に共通しているのは、過去の成功体験にとらわれず、常に時代の変化を見据えていることだ。中でも、最初に登場する塾頭の清水啓充氏(47)は、本職のオフィス流通市場で大きな方針転換を行うことになった。まん中からエッジへ
これまで経営してきたジェイエルという会社を共同事業者に譲った清水氏は、今年の9月にジェイアセット(東京・南青山)という新たな会社を立ち上げた。貸会議室やセミナールーム、シェアオフィスなどの企画・運営を行う。これまでは副業だった「不動産起業塾」や「週末不動産塾」などの運営も正式に事業内容に加えた。
「自分で立ち上げたジェイエルで15年間、実質1人でやってきた。仲介のスキルも人脈もアップしているはずなのに、金融ショック以降なぜか決まらなくなった。従来も好不況の波はあったが『大コケ』しないところが仲介業の強みだった。ところが、今回は本当に決まらなくなった」













