リブラン 都心に「緑のカーテン」 日本橋など 『自然との共存』提案
住宅新報 2010年10月12日 号 10面
リブラン(本社・東京都板橋区)は今後、東京都心でのマンション供給に注力していく。既に9月中旬から、江東区東陽1丁目で総戸数47戸の分譲マンション「エコヴィレッジ木場」をプレオープン。また、来春には日本橋エリアや練馬区平和台でも供給する予定だ。更に、杉並区での開発も計画。鈴木雄二社長は、「都心立地でこそ、自然環境と共生するマンションを供給する意義が大きい。(これまでの主力地域である)東武東上線沿線も一定量確保しながら、エリアの拡大を図る」と話す。
エコヴィレッジ木場は、地下鉄東西線木場駅徒歩7分に立地。地上14階建て・総戸数47戸。専有面積57-75平米で、中心価格帯は4600万円台(専有面積70平米台)。
同社が展開する『エコミックスデザイン』を随所に取り入れた。「自然のチカラと共存する暮らし方の提案」を意味する同デザインの象徴的な取り組みが「緑のカーテン」だ。ベランダにヘチマやゴーヤといったツル性植物で緑化するスペースを設け、夏場の日射しを遮蔽する取り組み。数年前、一般ユーザーに紹介した頃はほとんど認知されていなかったが、今では「全国区」となったものだ。
また、敷地の緑化計画や通風を最大限意識した間取りプランで自然を室内に取り込む工夫を施し、床には無垢(く)材、壁・天井には吸湿効果の高い自然素材を採用。『夏でもエアコン不要のマンション』を目指したプランニングだ。「室内と室外の環境のつながりや関係性を感じることができる住宅。環境共生の住設機器を導入したアクティブではなく、パッシブ思想に基づいた快適さの追求を今後も続ける」(鈴木社長)
今回の物件は、2-3カ月程度で完売が見える好調ぶりだという。なお、日本橋エリア(地下鉄半蔵門線水天宮前駅徒歩3分)で来春分譲予定の物件はファミリータイプ。戸数は20戸程度と小ぶりだが、相対取引で取得した用地のもと、適正価格での供給を目指す。練馬区平和台の物件も同規模だ。
同社では、全体で年間250-300戸の安定的なマンション供給を維持していく方針だ。ミュージシャンのプロデビューを支援!
「音楽愛好家向けマンション」居住者対象に
リブランは、同社が展開する音楽愛好家向けマンション「ミュージション」の居住者を対象に、「(仮称)ミュージシャンプロデビュー支援プロジェクト」を立ち上げた。年内にもスタートさせる。
防音設備を完備し、「24時間音楽を楽しめる」がコンセプトのミュージション。これまでに、5棟・約200戸を供給している。「音楽を愛する人に、更に音楽を愛してもらうための物件」(鈴木雄二社長)だ。
居住者の中には、プロデビューを目指して創作活動に励んでいる人もいる。ただ、発表の機会の少なさや資金面で苦労し、なかなか実現できない現状がある。そこで、同社が音楽関係会社と提携し、プロデビューをアシストすることとなった。「その人の音楽とその人の人生。2つの支援をぜひさせていただきたい」(同社長)
募集要綱は年内までに取りまとめる。参加者には、まずデモテープを提出してもらい、最終的には最優秀者を1人選抜する予定だ。毎年の恒例行事にしたいとしている。













