09年度・大手ホームビルダー 利益額トップは「アーネストワン」
住宅新報 2010年10月12日 号 8面
帝国データバンクが、売上高70億円以上の大手ホームビルダー116社を対象に行った調査によると、09年度のこれらの会社の合計売上高は6兆6769億円で前年度を9.95%下回った。一方、純利益は435億1600万円で前年の179億9900万円の赤字から一転黒字化した(いずれも単体業績)。
増益となったのは、前年度に棚卸評価損を各社計上していたこと、また、資材価格高騰の落ち着きや仕入れ方法の見直し、広告宣伝費・人件費など販管費削減を各社が推し進めた結果だとしている。
最も利益を上げたのはアーネストワンで144億2300万円(前年度は120億4700万円の損失)だった。6位の積水化学工業と7位の東栄住宅も、前年度の赤字計上から黒字に回復した(積水化学は93億2900万円の赤字から35億3600万円の黒字、東栄住宅は142億8400万円の赤字から34億1300万円の黒字)。
なお、利益額の2位は旭化成ホームズ(131億2600万円)、3位は大和ハウス工業(129億6900万円)、4位は一建設(102億200万円)、5位は一条工務店(86億5400万円)だった。
帝国データバンクでは、「各社ともに仕入れの見直しやリストラに加え、積極的な投資を控えた経営姿勢などによって、連続黒字もしくは黒字転換を果たした企業が多数見られた。今後は、政府が住宅分野の最重要課題として打ち出している中古住宅流通・リフォーム市場の拡大に対して、各社どのような施策を打ち出していくのか注目される」としている。













