ヒルズの庭園で『街育』 森ビルの取り組み 都心も生物多様性に貢献
住宅新報 2010年10月12日 号 3面
「国際生物多様性年」の今年、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が10月11日、名古屋で始まった。これに先だち「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」(主催・(財)都市緑化基金)で企業・団体の優良事例が認定を受けた。都市づくり部門では、森ビルが運営管理する「六本木ヒルズ」「アークヒルズ」「愛宕グリーンヒルズ」の3プロジェクトが認定された。(11面に関連)
「環境と緑」を街づくりのミッションに掲げる森ビルは、86年に東京都港区で大規模再開発となった「アークヒルズ」を竣工。緑化を推進する街づくりと共に屋上緑化の先駆けともなった。
同社ではこうした街づくりを通じて、子供たちに「都市の緑化」を体験学習してもらう機会を定期的に設けている。10月3日には、「親子でヒルズのみどり体験ツアー」を開催し、小中学生など約20人が参加。都心部にありながら約四半世紀の間、植物や生物が育まれてきた「アークヒルズ」の屋上庭園を見学して回った。
ツアーの冒頭、「都市におけるみどりの大切」などについてレクチャーを受けた子供たちは、普段は非公開となっているアークヒルズの屋上庭園を管理者の説明を聞きながら実際に見て回ることで、自然や緑とのふれあいを楽しみつつ、環境保全に対する意識を高めた様子だ。
森ビルでは、同ツアーをはじめとして都市づくりのノウハウや先進設備を社会に還元して、子供たちや地域住民と共に学びながら快適な都市生活の在り方を考える場となる「ヒルズ街育プロジェクト」に取り組んでいる。













