リノベーション事業のノヴェル 「収納」テーマの空室改善策 新築対象に4パターン用意
住宅新報 2010年10月5日 号 20面
ノヴェル(本社・東京都港区)は、収納をテーマとしたリノベーションプラン「Tanapopo(たなぽぽ)」の提供を開始した。
収納スペースの少なさがネックで空室となっているワンルームマンション用に開発されたプラン。棚板とハンガーパイプなどを後付けするものだが、部屋に合わせた寸法で設置するカスタマイズ性の高さが特徴だ。棚板の種類や用途別に「ROSSO(ロッソ)」「ZEBRA(ゼブラ)」「LOHAS(ロハス)」「METAL(メタル)」の4種類を用意した。
2カ月ほど前に、ある管理会社から4部屋に「たなぽぽ」の設置依頼があった。竣工後1年以上経過したものの、総戸数33戸のうち半分以上が空室状態のワンルーム物件だ。「敷金・礼金ゼロ」「仲介手数料ゼロ」「引っ越し費用負担」といったキャンペーンも入居促進にはつながらなかったが、この「たなぽぽ」の導入で4部屋のうち2部屋に成約が入った。仲介手数料ゼロと引っ越し費用の負担は、キャンペーンから外すようにアドバイスもしたという。「とにかく初期費用勝負で自らの首を絞めていた。物件の付加価値を上げるという正々堂々とした勝負を提案した」(同社)。
新築なのに入居が決まらない物件の多くは、収納に難があるという。「洋服を数着しか掛けられない程度の収納だと、女性には特に敬遠される。単に収納ボックスを買って置くというものではなく、デザイン性にも配慮した収納なので更に内覧者の心をつかむことができる」(同)。また、「改修の施しようがない築浅物件の空室対策として、賃料を下げるなどの方法以外で対処する有効な取り組み」ととらえている。
費用は18万-22万円程度。













