菜園付き住宅 入居してからが『本番』(下)
住宅新報 2010年9月21日 号 1面
『我が家』感覚芽生えるか
菜園付き賃貸「クルム浜田山」のワークショップは、栽培方法を学ぶ場というだけでなく、入居者同士が知り合う機会にもなる。運営するコプラス(東京都渋谷区)コンサルティング事業部の広瀬新朗氏は、「菜園ではあいさつした後も、天気や作物の話題で会話が続く。そこから自然にやり取りが深まっていくようだ」と話す。
そもそも、居住者同士の「つながり」が企画段階からのコンセプト。それを具現化する仕掛けとして菜園を取り入れ、まさに狙い通り機能している。ただ、運営会社として、他人と積極的に交流するライフスタイルを居住者に無理強いすることはない。菜園はあくまで『きっかけ』。収穫祭などの催しはすべて居住者の自主性に任せ、「放置せず、干渉せず」のスタンスを貫く。付き合いの『濃さ』は人それぞれ













