積水ハウス 50周年記念で2商品発売 環境配慮住宅を推進 鉄骨系、新断熱工法標準に
住宅新報 2010年9月7日 号 13面
環境配慮に力を入れている積水ハウスは9月1日、創立50周年を記念して、プレハブ戸建て住宅2商品を発売した。鉄骨系の「ビー・サイエ」と木造住宅「ザ・グラヴィス」で、特に鉄骨系では、新たな断熱工法『ぐるりん断熱』を採用した。
一般的な断熱では、柱や梁部などで断熱が薄くなり、途切れるケースがあるのに対し、『ぐるりん断熱』では、天井、壁、床の断熱材がムラが少なくつながる点が特徴。壁では鉄骨と木の桟の間にも使用し、床の根太も断熱材で包み込んだ。すき間ができやすい天井裏の梁下などには専用寸法の断熱材を使用した。
一般的な住宅と比べて、冷暖房にかかる光熱費と二酸化炭素排出量をそれぞれ約35%削減する効果があるという。
同社では、「ビー・サイエ」に加え、9月1日以降に発売するすべての軽量鉄骨系戸建て住宅商品で、同断熱工法を標準採用する。
また、新たに型式認定、製造者認定を取得し、柱や耐力壁の強度を向上させた。これを生かして、室内外に連続性を持たせた空間「スローリビング」を提案する。
価格は3.3平米当たり60万円から。月間250棟の販売を見込む。
木造の「ザ・グラヴィス」は、今回新たに型式認定を取得したもの。(1)耐力柱「スーパーコラム」(2)デザイン性に配慮した耐力壁「あらわし格子耐力壁」(3)高剛性屋根「パイルドルーフ」を取り入れ、間取りプランの自由度を向上させた。
また、断熱仕様では、次世代省エネルギー基準3.地域(東北エリア)の断熱仕様よりも性能が高い「アップグレード断熱仕様」を標準設定した。更に、ドアを閉めても通気できる「通風玄関ドア」や「通気シャッター」などを提案する。
価格は、3.3平米当たり65万円から。月間の販売目標は50棟。













