ニュースが分かる! QアンドA グーグルの無料物件掲載で市場はどうなる?
住宅新報 2010年9月7日 号 9面
一気に100万物件以上を掲載
課題は「反響の質」有料サイトと勝負
従業員「とうとうあのグーグルも不動産物件情報を掲載し始めたそうです。ということは不動産会社も物件情報をグーグルに掲載できるってことですよね」
店長「そのようだな。昨日僕も見てみたよ。ジアースという不動産情報会社と検索大手のグーグルが提携して、一気に全国の100万件以上の物件がグーグルマップで検索できるようになったらしい。グーグルマップで『不動産』とか地名を入力して検索すると、地図にエリア内の物件が表示されて、更にタイプや間取りなどでも絞り込めるようになっていた。文字中心の検索を主体としている他の物件サイトとはちょっと変わった探し方になるな」
店長「ポインタを合わせると、写真付きで住所と家賃など簡単な説明を見ることができて、詳細説明の画面に詳しい賃貸条件が掲載されている。グーグルのストリートビュー機能も使えるから、物件の隣近所の様子も画像で確認できるんだ。現地にいかなくてほとんどのことがネットで分かるから便利だな」
従業員「早速、当店の物件も載せましょうか。どうすれば載せられるんですかね」
店長「今回提携を結んだジアースという会社がグーグルに不動産情報を提供していて、この会社が運営している物件データベースの「ジアースβ版」に物件を登録すると、自動的にグーグルにも反映されるようになっているらしい。今は賃貸物件だけだそうだ」
従業員「掲載料金はどのくらいなんですか。うちは広告予算が少ないからあまり高いと無理です」
店長「不動産会社が物件を登録するのは無料なんだ。初めて利用する業者は、不動産事業者登録をしなくちゃならないんだが」
従業員「実質、無料で物件広告ができるなんて、なんだか得した感じですね。これで反響が良かったら、ほかの有料サイトは使われなくなってしまうんじゃないですか」
店長「その可能性もあるけど、要は反響の質だよ。他のサイトもそれなりの反響効果があるから、いくらタダでもすぐに乗り換えるわけにはいかないだろ。しばらくグーグルも使って反響の具合を見てから判断することにしよう」
従業員「それでは店長。今日早速、物件登録に挑戦します」
店長「その必要はないよ、昨日の夜、僕が全て登録を済ませたからね。もううちの物件も載っているかもしれない」
従業員「店長、道理で詳しすぎると思いましたよ」













